かぼちゃ塩キャラメルのレシピ | 煮詰めるだけ、とろける甘さ

かぼちゃキャラメル
たったこれだけの量?と思うほどしかっかり煮詰めてください。とろーりアツアツもおためしあれ。塩がアクセントです。
かぼちゃキャラメル

かぼちゃ塩キャラメルのレシピを紹介します。かぼちゃ、バター、生クリーム、砂糖、バターを煮詰めるだけで、リッチでとろけるおいしさです。

目次

パリの絶品キャラメル

秋においしい「いもくりなんきん」ですが、このキャラメルはかぼちゃでもさつまいもでも禁断の味になります。

キャラメルはコーヒーにもあうのですが、なかなか大人の舌にあうものには出会えません。パリ製菓留学時代に出会ったキャラメリエ(キャラメル屋)「アンリ・ルルー」は衝撃でした。ブルターニュが本店で、特産の塩とバターをいかしたコクのあるお味です。

日本にも長らくお店がありました。フランスで買うよりずっと包装がしゃれていて、保冷剤までシックな茶色の不織布に包まれていましたが、日本から撤退しました。

パリのキャラメルといえばチョコレート店「ジャック・ジュナン(Jacques Genin)」のそれもすばらしいです。写真はボンボン・ショコラ、チョコレートです。

ジャックジュナン

Photo by Chikako TADA

キャラメルはカシス、ピスタチオ、ナチュール(ふつうの)、パッションフルーツ、トンカ豆、フランボワーズなどがあります。

フルーツ系もおいしいのですが、私が好きなのはトンカ豆です。基本はナチュールの味わいですが、ほのかに桜の香りがしてかぐわしいです。

オンラインで買えるお値段(2020年10月現在)で160g、19.2ユーロ(3,000円)とありました。160gって、1粒10gとしたら15~16粒、1粒200円か…ううっ。

ココはパット・ド・フリュイ(フルーツゼリー)も絶品です。

インドのキャラメルポップコーン

ポップコーンはキャラメル味に限りますね。ラテもです。あ、アイスクリームもだ。何でもか…。

インドでの週末のお楽しみは映画館でした。料金そのものは普通の席で700円程度でした。でもポップコーンとソーダをつけると倍額になった気が…。決まってバケツサイズのキャラメル味でした。映画館(PVR)で出すポップコーンがもとになった袋売りのもおいしかったです。インドとしてはおしゃれなパッケージです。ヒマラヤの塩キャラメル味ですね。

キャラメルポップコーン

Photo by Chikako TADA

かぼちゃ塩キャラメルのレシピ

かぼちゃキャラメル

かぼちゃ塩キャラメル

たったこれだけの量?と思うほどしかっかり煮詰めてください。とろーりアツアツもおためしあれ。塩がアクセントです。
調理 | Cook: 30 minutes
合計 | Total: 30 minutes
簡単おやつ
洋菓子とデザート
秋の実り
贈り物に
原材料:
ピーナッツフリー
卵不使用
制作: Chikako TADA

道具

分量 : 30 個(2cm角)
材料   

作り方

  • 材料をそろえましょう。バター30gは室温でやわらかくしておきます。型は10cm角ぐらいのタッパーや箱にオーブンシートを敷きます。
    材料
  • かぼちゃ個はタネとわたをスプーンで除き、一口大に切ります。
    かぼちゃを切る
  • 鍋に入れ、かぶるほどの水を入れます。中火にかけます。
    煮る
  • 中火にかけます。沸騰したら火を弱めて10~15分、煮ます。
    煮る
  • グラニュー糖100gとはちみつ50gを鍋に入れます。
    生クリーム
  • 中火にかけます。溶けたらOKです。かぼちゃは水けがほとんどなくなり、竹串をさしてスッと通れば火を止めます。
    溶かす
  • かぼちゃはマッシャーで皮ごとつぶします。ブレンダーにかければ簡単です。120gを使います。
    つぶす
  • つぶしたかぼちゃと生クリーム100gを鍋に入れて中火にかけます。
    クリームを加える
  • 12分ほどヘラで練りながら火を通します。最初はサラッとしています。泡がぶくぶくしますが、だんだん落ち着きます。
    混ぜる
  • なべ底が乾いた感じになり、ねっとりとしてくればOKです。しっかり水分を飛ばしてください。
    ねっとり
  • 火を止めてからバター30gをよく混ぜます。
    バター
  • なじんだらOKです。型に入れます。
    型に入れる
  • 平らにならしたら塩小さじ¼をふります。覆いをして1時間以上、冷蔵庫で冷やします。
    ならす
  • 2㎝角ぐらいに切ります。
    カット

Video

Notes

  • かぼちゃは電子レンジにかけてもOKです。600wで4分ぐらいです。
  • 鍋から離れず、しっかり混ぜ続けてくださいね。
  • 塩は粗塩がおススメです。
  • おつまみ用かぼちゃのタネやナッツをのせてもおいしいです。
  • さつまいもでもおいしく作れます。
さあ、作りましょう!#ペンとスプーンのハッシュタグをつけてご自身のFacebook, Instagram, Twitterに投稿してくださいね。
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この記事の著者

多田 千香子のアバター 多田 千香子 Pen&Co.代表取締役CEO

食メディア「Pen & Spoon」編集長。1970年、岡山県備前市生まれ。県立岡山朝日高校、岡山大学法学部卒。1993年、朝日新聞社入社。記者・編集者として12年余り勤務。2005-2007年、フランス・パリ在住。料理学校ル・コルドンブルー パリ校製菓上級課程修了。「パリのおやつ旅のおやつ」(朝日新聞出版)「パリの小さなキッチン」(レイチェル・クー著、翔泳社)など著書・翻訳書8冊を出版。辻調製パン技術講座(通信制)修了。2013-2020年、インド・グルガオン在住。インド三井物産などで勤務。コロナ禍で2020年に帰国後、食メディア「Pen & Spoon」を創刊。2023年6月、Pen&Co.(ペンアンド)株式会社を共同創業。週刊英和新聞Asahi Weekly(英文)、ソーシャル経済メディアNewsPicks +dでコラム連載。

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