夕食とお弁当向けに「作り置き」を始めました。置き場もない、作ったことを忘れそう、節約にも時短にもならなさそう、何よりおいしそうに思えない。「向かない人」が試してみました。ひとつ屋根の下に住む友人2人の分とあわせて4人分です。てんまつを紹介します。
事前イメージ:さっさと食べる | 夕食・弁当の副菜にも
友人は20~30代、2人ともほぼ在宅勤務です。リクエストを尋ねましたが「何でもOK」「嫌いなものもない」とのこと。任せてくれるのはありがたいです。
私としては「夕飯」がメーンで毎日、作っている「お弁当」にも回すイメージです。1日のはじまり、お弁当のためにキッチンに立つのはいいのですが夕方は…。
9歳児の食べる量が増えてきたこともあって平日、ラクをしようと考えました。日曜朝なら気分よく作れそうです。日持ちより「さっさと食べる」が主眼です。作り「置き」になっていなくて矛盾しますが。
作り置きといえばカレー、あとはなりゆき
土曜夜と日曜朝に2回、近くのスーパーで買いました。車があるわけではないので大根1本やキャベツ1個が重い…。トレーニングですね。
買い物する前から作ろうと決めていたのはカレーだけです。なんとなく「作り置き」といえば…のアイテムかな、と。
作り置きでも見切り品を買う#見切りレスキューしました。牛肩ロースはカレーに、鶏ミンチはそぼろに、豆いかは煮つけかな。

野菜もカレーの具材のほか、お手ごろ感のあるものに手を伸ばしました。生わらびも春ね、とうれしくなってついカゴに。合計3,000円ぐらいでした。

調理:買い物から帰った勢い、12品
買い物から帰るとまずカレー用のカタマリ肉を切って塩をしました。冷蔵庫にしまう前に鶏ミンチ、豆イカもやっつけよう。
豆イカを買うのは久しぶりです。前はパスタにしたような…。軟骨を除きました。子どものころ、食べていた煮つけには入っていた気がします。
サトイモを買って一緒に煮ればよかったのですが無計画ゆえあとの祭りです。

わらびも下ごしらえしました。アクを抜くため熱湯に重曹を入れて一晩置きます。京都にいた10年前以来かな。重曹を入れすぎたか、やわらかくしすぎてしまいました。

出来上がったのは茶色だらけ12品
出来上がったのは12品です。並べてみて「ちゃいろっ!」と思わず口にしてしまいました。わらびがないと本当に茶色と白だけです。

昔カレー:ヱスビー赤缶でルーから作るカレーです。白菜ももうおしまい、買ってくればよかった。
酢ばす:買ってきたレンコン3分の1を酢ばすに。酢、砂糖、塩に漬けています。
レンコンチップス:レンコン3分の1を薄切りにして揚げ、塩をしただけです。カレーのトッピングに。
残りのレンコンは持ち越しです。筑前煮にしようと思ったのですが鶏モモ肉を買い忘れてしまいました。
なめたけ:300gの株をまるまるなめたけにしました。
アボカドディップにしてごはんにのせてもいいですね。
豆イカの煮もの:簡単にオリーブ油とニンニクで炒めよう、と思っていたのにニンニクがなく挫折…しょうゆと砂糖、だしで煮ています。
鶏そぼろ:材料をすべて入れて煮詰めるだけで簡単です。
ふろふき大根:1本買った大根3/4本ぐらいをだしで煮ました。
みそだれ:滋賀・丘峰喫茶店のおかみ謹製のみそを使いました。ふろふき大根用ですがみそ炒めにも使おうと。おいしい。
大根おろし:大根の葉っぱに近い太いほう(辛みが少ないほう)をおろしました。9歳児が(なぜか)好きなのです。
手綱こんにゃく:しょうゆと砂糖で煮ています。本当に和食って砂糖を使う料理だな。だいぶん慣れましたが…。よその国の料理ではあまりありません。
わらびの水煮:やわらかくしすぎてしまいました。
ゆでたまご:作り置きというのか…すぐ食べられてしまいました。

使いまわし4日目:残り4品
日曜朝に作り夜から食べ始めました。4日たった水曜日現在、残りは大根おろし、豆イカ煮、鶏そぼろ、わらびの4品です。5日目の明日にはなくなりそうです。なぜかうれしい。「作り置きを使わなきゃ」との呪いからの解放というか。
「その日暮らし」のクセはまだ抜けないようです。ついつい買い物をして朝、お弁当もいままで通りに作るため、おかずの品数を増やしただけに終わっています。
これでいいような、あまり意味がないような。またコツやレシピをシェアします。楽しみながらカイゼンしてまいります。
8品ぐらいにして主菜をもう少し増やす
もう少し献立を考えてから買い物をする
ウキウキする・楽しむのが肝心。義務感を感じたらゲームセット