私たちのお弁当立川さん
お弁当の話

私たちのお弁当100 | 北海道・立川美穂さん②

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お弁当を語るリレー連載「私たちのお弁当100」5回目です。ゲスト2巡目に入りました。作り手・語り手は北海道の立川美穂さんです。幼稚園の先生出身で現在、十勝地方の芽室町議を務めています。会社員の夫、社会人4年生の娘、高3男子のお弁当をほぼ毎日、作っています。

連載に登場するのは、イランの「さくらパパ」さん、シンガポール在住の鈴木祥子さん、インド在住のマルホトラ泰子さん、そして私(多田)の5人です。紹介したお弁当をベースに30個を再現、作りやすいレシピをシェアします。

私たちのお弁当
Photo by Miho Tachikawa

#006 チキチキボーン弁当

 

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高校生の息子さんのための「部活弁当」です。サッと食べられるように、好きなものだけで野菜なし、でも(だから?)おいしそうです。お弁当のチカラだなあ。

チキチキボーン:実は私(多田)は美穂さんのお弁当で初めて存在を知りました。

「知った」というか「認知した」というべきか。鶏の手羽中を揚げた、アレですね。

Miho

20代のころ初めて食べて、おおー!と感動しました。子どもたちもみんな好きですがとりわけ次男!運動会のお弁当の三段お重のうち、一段ほぼチキチキボーンで埋めたこともあります。

チキチキボーンの素」もあり、手羽中肉で作ることもあるのだとか。

おむすび:ふきんの上で冷ました後でアルミホイルに包んでいます。

#007 ホタテごはん弁当

 

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ホタテご飯:ホタテや五目ご飯は、もち米が全量もしくは半量です。実家のお母さんたちがそうしているからです。

もち米は2キロほど常備しています。具を先に煮て、炊けてから混ぜたり、具を煮る時間がなければ塩、だし醤油や白だし、みりんなど薄く味を感じる程度に調味料を入れます。もち米が半量なので、3合なら水加減は2合半ぐらいだそうです。

ホタテの稚貝むき身が冷凍で売っていたのだとか。お米が隠れるくらいにバラバラ入れ、にんじん中ぐらいを1本、いちょう切りにして一緒に炊きました。

お母さんは甘じょっぱく味付けをした手作りの「帆立ご飯のもと」を冷凍庫に常備しています。

「急に思い立って訪ねると帆立ご飯でもてなしてくれます」。いいなあ。

Miho

このあたりでは「五目ご飯の具」を作り、冷凍庫に保存している方が多いです。冬季の農閑期にみんなで集まって、農繁期に保存食づくりをします。ハンバーグやギョーザ、コロッケなど。たくさん作って冷凍保存です。

ちくわの磯辺揚げ:「カリッと効果を狙って」衣は小麦粉、片栗粉同量にベーキングパウダーをちょっぴり入れます。塩少々と青のりを溶いた衣で揚げています。やってみよう。

#008 ササミかつ弁当

 

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ささみカツ:前夜の夕飯からのとりわけで朝は揚げるだけにしていたそうです。

午前5時半に家を出た娘さんには「オニササ」ふう弁当に。「のりたま」味のおにぎりにササミフライをはさんだ石垣島名物です。

みそカレーきんぴら:「おばあちゃんの味」だそうです。お母さんが引き継ぎ、美穂さんもきんぴらの変化球的につくります。

ゴボウの「土くささ」がカレー粉で和らぐからか、苦手な野菜が多い息子さんも食べるそうです。作り方はいつものきんぴらを薄味にして、水分があるうちに「塩辛くならない程度」にみそを入れます。「ゴボウ2本分にみそ大さじ1くらいかな」。

汁けが少なくなってきたらカレー粉をいれます。「こちらも好みですが大さじ1くらいかな」。仕上げにカツオパックを一つ入れてなじませるそうです。

#009 魚フライ弁当


白身魚フライ:サイズが大きめなのでご飯の上が定位置だとか。冷凍を揚げました。

チーズがカワイイですね。

「のりを巻くか、ギョーザの皮で包んであげようかな?と思いましたが時間的にダメだだったので、室温でやわらかくなると銀紙が取りづらいだろうなと、包装をはがして入れちゃいました」。気配りがやさしいです。

#010 シュウマイ&コーン天弁当

 

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コーン&おさつかき揚げ:コーン、ちくわ、さつまいも入りのかき揚げです。さつまいもは1センチ角ぐらいに切ります。天ぷら粉を切らしていたので、片栗粉と小麦粉半々の衣だったそうです。「チリメンジャコを入れてもおいしいですよ」とのことです。

「あまり温度が低いとタネがまとまらないし、かき揚げは難しいですよね。私は油に入れたらタネがジュッとすぐかたまるぐらいの温度で揚げています」。試してみたいと思います。

#011 コーンハンバーグ弁当

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コーンハンバーグ:芽室町の学校給食の人気メニューだそうです。ハンバーグのタネにコーンをどっさり混ぜ込みます。

Miho

芽室は自称「スイートコーン生産量日本一の町」なので、ご当地グルメには「十勝芽室コーン炒飯」というメニューもありますよ。炒飯の上にバターコーンがギッシリ。

#012 豚丼弁当

 

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十勝豚丼:近ごろ有名になった名物です。専用の「タレ」も売っていますが美穂さんが20代のころは地元だけでした。

お店の豚丼は炭火で焼いて醤油、砂糖、みりんを煮詰めたようなトロッとした秘伝のタレをつけながら焼くことが多いといいます。

美穂さんは「豚肉に砂糖をかけながらフライパンで焼く」「しょうゆをたらりと香ばしくするために回しかける」「中濃ソースをドロドロ〜とかけ煮詰めていく」とのことです。そうするとちょうど肉に火が通ります。

ひとり暮らしをする前の子どもたちにも豚丼の作り方は教えたので、社会人の2人のお子さんは作れるそうです。

お嬢さんは「自分は要領が悪いから」と、火をつける前にフライパンに豚肉を並べ、砂糖を甘いかなー?と思うくらい、しょうゆ、中濃ソースを回しかけてから火をつけるのだとか。

「どんなやり方でも肉に火が通り、タレがおいしい感じに煮詰まればいいんだー」。目からウロコでした、といいます。やり方をダメ出ししないのがすばらしいです。

夫のアメリカ赴任時に豚の塊をスライスして、来客にふるまったのもなつかしい思い出だそうです。

Kindle出版するBento本のレシピとして「十勝豚丼」「魚フライ」「ホタテごはん」「みそカレーきんぴら」は再現決定です。どれもストーリーがあって目移りします。

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