だし巻きのレシピを紹介します。福岡・久留米の居酒屋「たまねぎや」の人気メニューです。卵液は2回に分けて入れ、強火で焼きます。甘めでふわふわ、ホッとする味です。卵3個が基本ですが「ペンとスプーン」のレシピは分量が自在に変えられます。卵1個!(だと現実的には難しいですが)から20個まで、計算せずとも楽々作れますよ。
福岡・久留米の居酒屋「たまねぎや」
串焼き・あぶり焼きの店「たまねぎや」は久留米大学のすぐ近くにあります。家族で営んで20年以上になるそうです。
たまねぎ料理が看板…というわけではなく焼き鳥がメーンです。「お店の名前がなかなか決まらず、陶器屋さんでたまたま見かけた名刺のひとつが<たまねぎや>だった」のだとか。
久留米の焼き鳥屋さんはメニューが豊富です。家族連れで来るためかパスタやご飯ものも充実しています。名物の「ダルム」は豚の腸です。久留米には医学部があることからホルモン焼きをドイツ語でこう呼ぶのだとか。私も大好きです。
たまねぎや名物はダルムや豚バラ、砂ずりといった串焼きのほかに「エビマヨ」「チキン南蛮」「だし巻きたまご」がメニューにありました。
教わった「だし巻き」はお砂糖が入る甘めの味わいです。強火でリズムよく仕上げるとフワフワでおいしい!
いままで卵焼きは卵液を3~4回に分けて入れ、弱火で焼いていましたのですが別の食感です。
おうちで2回、試してみました。お砂糖も入り、強火なので焦がしてしまいがちです。ちゃっちゃと作れるし、ぜひマスターしたいなと思います。
写真30枚で詳しく手順を書きました。レシピの分量は卵の量でかえられるようにしました。使いたい卵の数に応じてバーをあわせて作ってみてくださいね。YouTube動画も参考になればうれしいです。
だし巻きのレシピ
道具
- 卵焼き器
作り方
- だし90ml(大さじ6)も加えます。
- 卵3個はボウルに割り入れます。砂糖大さじ1.5、塩小さじ⅓を加えます。
- お箸でよく混ぜます。
- 卵焼き器を火にかけます。サラダ油小さじ1を入れて強火で熱します。
- お箸の先につけた卵液を少量、卵焼き器に散らします。すぐ固まるようだったらOKです。
- 卵液の8‐9割ほどを一気に流します。
- 1-2割だけ残します。表面をきれいに整えるためです。
- すぐに周囲から箸で混ぜます。最初はかたまっているところ、液体のところがあります。
- 全体がふるふるして、やわらかいスクランブルエッグのようになったら形作ります。
- フライ返しを手前に差し込み、卵を反対側に少し寄せます。
- 手前1/3を真ん中にたたみます。フライ返しを差し込み、半分ずつひっくり返します。
- もう半分の下にもフライ返しを入れてひっくり返します。
- フライ返しでかるく押さえて少し寄せます。
- 卵焼き器を傾けて卵を手前に寄せます。
- 向こう側からフライ返しを差し込んで手前にのせます。
- かるく寄せてかたちを整えます。
- 傾けて向こう側に寄せます。2回ほど繰り返します。まだやわらかいです。
- 手前に戻したら向こう側にフライ返しを差し込んでクルッとひっくり返します。
- 崩れた卵ものせてかたちを整えます。10秒ほど焼きます。卵焼き器を向こう側に傾けてずらします。手前に向けてひっくり返します。
- 同じ要領でもう1回、ひっくり返します。合計3回です。
- 卵を手前に寄せ、サラダ油小さじ1を流します。傾けて全体に油を広げます。残りの卵液を流します。
- すぐに手前にフライ返しを差し込んで持ち上げます。
- 真ん中にひっくり返します。4回目です。
- さらに後から足した卵にかぶせるようにひっくり返します。5回目です。
- フライ返しで少し押さえます。
- もう1度手前に傾けてひっくり返します。合計6回、ひっくり返しました。これでできあがりです。
- 卵焼き器からそっと取り出します。真ん中を切って3等分ずつに切ります。
- まず3個を斜めに盛ります。
- 残り3個を斜めにのせます。
Video
Notes
- Servingのところにカーソルをあわせるとバーが現れますので、卵の個数によって分量をかえられます。卵3個が基本ですが卵1個から20個まで!計算なしで作れますよ。