枝付き枝豆は急いで茹でましょう。ゆですぎるとうまみが逃げます。
海外でもEdamameとして知られる枝豆の茹で方を紹介します。枝豆は熟す前の大豆で日本ではビールのおつまみとして欠かせません。居酒屋だと冷たくして出されることが多いですが、温かいのもおいしいです。
ゆで方は新聞記者だった20年前、初任地・新潟で教わりました。「くろさき茶豆」というおいしい枝豆の産地です。コツは「とにかく一刻も早くゆでる」です。ものすごく急かされた記憶があります。
新潟での20代の学びは正しかったとその後、京都で過ごした30代に思い知りました。長屋暮らしをはじめたころ、坪庭に豆を植えて育てたのです。
大豆と、さやえんどうだったか…。トイレが庭の先にあり、通りかかるたびに枝からもいで、そのままつまんでいました。産地直送1秒、おいしくて。あの味を知ってしまうと元に戻れません。
さやつきが手に入ったら長めのカップラーメン程度、「3分半」でゆでてくださいね。
枝豆の茹で方 | 塩は水の4%、茹で時間は熱湯3分半
枝付き枝豆は急いで茹でましょう。ゆですぎるとうまみが逃げます。
調理 | Cook: 15 minutes
合計 | Total: 15 minutes
Cost: 300円
枝付き枝豆300gを枝から外します。200g~250gぐらいになります。
キッチンばさみで両端を切ります。塩味がしみこみやすくなります。
塩のうち大さじ1をふります。
両手でもみこみます。産毛が取れ、うまみもアップします。
水1リットルを沸かします。塩大さじ1.5を入れます。
枝豆を入れます。塩も残さず加えます。
3分から4分ゆでます。
ざるにあけて水けを切ります。そのまま冷まします。水をかけません。
おつまみにどうぞ。

食メディア「Pen & Spoon」代表。Webメディア編集(日英)とKindle出版(日英)を手がけています。元・朝日新聞記者。ル・コルドン・ブルー・パリ校製菓ディプロム取得。パリⅢ大学で仏語を学ぶ。辻調製パン技術講座(通信制)修了。週刊英和新聞Asahi Weekly(英文)、ソーシャル経済メディアNewsPicks +dなどでコラム連載。