食メディア「ペンとスプーン」のギフト「コーヒー豆とサブレ便」は2025年3月、「桜ガレット」をお届けします。発酵バターに少しの塩がアクセントの「桜ガレット」と、最高級グレードの豆5種類を大阪・帝塚山の文化サロン「愉縁(ゆえん)」が自家焙煎、ブレンドしたレギュラーコーヒーのセットです。ポットに温かいコーヒーを淹れてお花見に、自分へのごほうびに…ふくよかな味わいをぜひ、お楽しみください。※3月15日まで募集します。
桜ガレットとは

「桜ガレット」をレシピ雑誌で紹介したのは2011年春でした。満開のサクラを故郷の岡山・後楽園かいわいで迎えました。岡山大での学生時代以来、20年ぶりだったはずです。「芝コン」(芝生の上でのコンパをこう呼びました)中とおぼしき学生グループも見かけました。一緒に行ってくれた同窓Y子さんと言い合いました。「きっと新歓だろうね」「そうそう、まだ打ち解けてない感じがする」。入学式を終えたばかりの私も、芝コンの輪に加わり、ぎこちない乾杯をし、缶ビールをもて余したことを思い出しました。
ふいにグッときました。岡山で生まれて22歳まで、毎年4月になれば咲き誇る桜の木に見守られ、学年をひとつ上がりました。出会いと別れを繰り返して23回目の春、社会へ出るのと同時に慣れた街を巣立ってしまったのだな、と。
当たり前だった日常が遠くなったせいか、胸が熱くなったのをよく覚えています。
そんな思いから桜の花の塩漬けをのせた「桜ガレット」は生まれました。
ガレットとはフランス料理では「まるい食品」をさします。塩味でも甘いものも、まるいと「ガレット」です。そば粉のクレープは「ガレット」ですし、ブルターニュ産バターを使った厚めのサブレは「ガレット・ブルトンヌ」、新年に欠かせない「ガレット・デ・ロワ」もありますね。お好み焼きは「日本風ガレット」です。

文化サロン「愉縁(ゆえん)」とは

愉縁は大阪・帝塚山にある文化サロンの名称です。名前の由来は江戸時代(1754年)、大阪・船場の両替商が設けた「加賀屋新田会所(かがやしんでんかいしょ)」にあります。新田会所は大阪商人の経営拠点であり、文化サロンでもありました。加賀屋新田会所は大正時代、大阪朝日新聞主筆・西村天囚(「天声人語」の名付け親)が「愉園(ゆえん)」と命名、2001年には大阪市の史跡となり、一般公開されています。昭和初期から同所を所有、居住していた武田家がゆかりのある「愉園」にちなみ、縁をつむぐ場にしたいと2023年、自身の活動を「愉縁」と命名しました。
下記の最高級の豆5種を産地より取り寄せ、それぞれローストしてブレンドしています。「口当たりのよい」「コクのある」「すっきりした」味わいです。
- コロンビアEX(高級グレード)
- ホンジュラスHG(最高級グレード)
- サントスNo.2(最高級グレード)
- マンデリンG-1 (最高級グレード)
- グアテマラS.H.B (最高級グレード)
おいしい淹れ方(ドリップ式)
- コーヒー粉 10g
- 熱湯 150㏄
- コーヒーに少量の熱湯をかけます。
- 30秒ほどおいてふっくら蒸らします。
- 熱湯を回しかけながら淹れます。
お届けの内容

- コーヒー豆(挽・豆どちらかお選びください)100g入り2袋
- 桜ガレット 直径7cm×12枚
- 常温・ゆうパケットで3月19日ごろ、兵庫県より配送します。
- 賞味期限:コーヒーは発送日より約30日間、サブレは2週間
- アレルギー情報:特定原材料(28品目):乳・小麦
- アルコール:無
- 製造国:日本
- 内容:桜ガレット12枚(直径8cm、厚さ8㎜)、レギュラーコーヒー200g(豆か挽いた粉かお選びください)
ご注意ください
- 実際の商品と画像は異なります。
- お客様の長期不在や宛先不明などで、賞味期限切れが発生した場合の再配送は致しかねます。予めご了承ください。
- 販売元:Pen&Co.株式会社 東京都千代田区神田和泉町1-6-16-405