自家製なめたけのレシピ | アボカドと混ぜてディップにも

なめたけ丼
前世は「ほだ木」というキノコLOVEの編集者から教わりました。シャキシャキやさしい味です。
なめたけ丼

自家製なめたけのレシピを紹介します。しょうゆ、酒、みりん、酢が入りますが、 みりんはなくてもOKです。冷凍したエノキダケは味が濃くなっておいしいので、なめたけにももってこいです。

目次

前世は<ほだ木>だった編集者から教わったレシピ

「なめたけ」のレシピを教えてくれたのは古巣の仲間です。在職中に机を並べたことはありませんでしたが私がパリ留学から戻り、京都にいるころアトリエまで訪ねてきてくれました。一緒に岩手まで旅したこともあります。

彼女は無類のキノコ好きでした。「前世は<ほだ木>だった」という言葉に吹き出しました。とりわけ「なめたけ命」で手作りすると聞き、「へえ、作れるんだ」と作り方を訊ねたのでした。

「エノキダケ3~4束に、おたま1杯ほどのしょうゆ、みりん、酒を入れ、お酢はおたま半分」というのが彼女のレシピでした。アボカドとナメタケとカッテージチーズと和えるのもキノコ愛にあふれていて、さすが<前世ほだ木>だけあります。おもしろい組み合わせと感心しました。

インドではエノキダケ冷凍

私もキノコは大好きです。2013年から7年住んだインドでキノコといえば当初、マッシュルームぐらいでした。だんだん種類も増え、エノキダケもタイからの輸入品を見かけるようになりました。当然お高くて。

エノキダケ

エノキダケは冷凍がおいしい

冷凍できると知ってからは一時帰国するたび、5、6袋買って持ち込みました。まず1袋は「なめたけ」に。みりんも貴重なのではちみつで代用です。残りは袋から出してほぐし、ファスナー付き袋に入れて冷凍していました。味が濃くなっておいしかったです。

帰国したいまはエノキダケを冷凍することもありません。「なめたけ」も瓶詰めがコンビニでも手に入りますが、手作りの圧勝です。簡単すぎて「なぜこれまで買っていたのだろう」と思います。いかにもやさしい味です。ぜひおためしくださいね。

自家製なめたけのレシピ

なめたけ丼

自家製なめたけ | 酢入り | みりんなしでもOK

前世は「ほだ木」というキノコLOVEの編集者から教わりました。シャキシャキやさしい味です。
準備 | Prep: 5 minutes
調理 | Cook: 13 minutes
合計 | Total: 18 minutes
サブおかず
わくわく洋食
定番の和食
いつでも
原材料:
ピーナッツフリー
卵不使用
ビーガン
制作: Chikako TADA

道具

分量 : 150 g
材料   
  • エノキダケ - 1 200 g
  • しょうゆ - 大さじ1 15 ml
  • - 大さじ1 15 ml
  • みりん - 大さじ1 15 ml
  • - 大さじ0.5 8 ml

みりんをはちみつで代用する場合

作り方

  • 材料を用意します。みりんがなければはちみつと酒で作ります。
    なめたけの材料
  • エノキダケは袋ごと石づき部分を3センチほど切り落とします。
    200 g エノキダケ
    えのきだけを切る
  • 残りを2等分(または3等分)にします。
    2つに切る
  • エノキダケを鍋に入れます。箸で軽くほぐしましょう。
    鍋に入れる
  • しょうゆを入れます。
    15 ml しょうゆ
    しょうゆを入れる
  • みりんを入れます。
    15 ml みりん
    みりんを入れる
  • 酒を入れます。
    15 ml 酒
    酒を入れる
  • 酢を入れます。
    8 ml 酢
    酢を入れる
  • 中火にかけます。鍋底がじゅわじゅわし始めたら弱火にします。鍋肌から焦げることがあるので時折、箸で混ぜます。
    火にかける
  • ふたをせず10分ほど煮ます。水分が飛べばOKです。
    できあがり
  • ごはんにのせてどうぞ。アボカドなめたけ丼が好きです。
    ごはんにのせて

Video

Notes

  • 汁けが少なそうですがエノキダケから水分が出るので大丈夫です。
  • エノキダケから出る水分で煮詰めていきます。
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アボカドなめたけディップのレシピ

なめたけディップ

アボカドなめたけディップ

混ぜるだけです!バゲットにもごはんにもあいます。まったりアボカドになめたけがシャキッ、カッテージがほろっ、三重奏です。
調理 | Cook: 10 minutes
合計 | Total: 10 minutes
サブおかず
わくわく洋食
定番の和食
原材料:
ピーナッツフリー
卵不使用
制作: Chikako TADA
分量 : 220 g | 4人分
材料   
  • アボカド - 1 100 g
  • なめたけ - 大さじ4 60 g
  • カッテージチーズ - 大さじ4 60 g

作り方

  • アボカドは包丁で縦半分に切り込みを入れます。ねじって2つに割ります。
    100 g アボカド
  • 種に包丁の刃元を刺し、くるっとひねって外します。
  • スプーンで実をかき出します。
  • 材料をすべてスプーンでよく混ぜてできあがりです。ごはんにもあいます。
    60 g なめたけ, 60 g カッテージチーズ
    なめたけディップ
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この記事の著者

多田 千香子のアバター 多田 千香子 Pen&Co.代表取締役CEO

食メディア「Pen & Spoon」編集長。1970年、岡山県備前市生まれ。県立岡山朝日高校、岡山大学法学部卒。1993年、朝日新聞社入社。記者・編集者として12年余り勤務。2005-2007年、フランス・パリ在住。料理学校ル・コルドンブルー パリ校製菓上級課程修了。「パリのおやつ旅のおやつ」(朝日新聞出版)「パリの小さなキッチン」(レイチェル・クー著、翔泳社)など著書・翻訳書8冊を出版。辻調製パン技術講座(通信制)修了。2013-2020年、インド・グルガオン在住。インド三井物産などで勤務。コロナ禍で2020年に帰国後、食メディア「Pen & Spoon」を創刊。2023年6月、Pen&Co.(ペンアンド)株式会社を共同創業。週刊英和新聞Asahi Weekly(英文)、ソーシャル経済メディアNewsPicks +dでコラム連載。

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