10年レシピ

マカロニチーズのレシピ | なめらかホワイトソースのコツ伝授

マカロニチーズの作り方
Photo by Chikako TADA
ホワイトソースが作れると重宝します。バター:小麦粉:牛乳の重量比が1:1:10が基本、グラタンやドリアにも使えますよ。
マカロニチーズの作り方

アメリカの子どもが大好きなマカロニチーズです。本場ではインスタントが売られていますが、ホワイトソースの作り方をならうのにちょうどいい料理です。

7年住んだインドでは生で飲める牛乳がなかなか手に入りませんでした。袋入りの牛乳を買ってきたら煮沸する意味もあり、速攻でホワイトソースにしていました。

マカロニチーズはもちろんカルボナーラ、グラタン、ドリア…と子どもの好物に欠かせませんし。沸かす必要がなければあんなに作らなかったでしょうね。

悩んでつけたマッケンチーズ

マカロニ&チーズは「Mac and Cheese」と縮められると「マッケンチーズ」と聞こえます。翻訳したレイチェル・クー著「パリの小さなキッチン」にも出てきます。

レイチェルのつけた原題も「Mac and Cheese」だったのでちょっと悩みました。

カタカナで「マック&チーズ」とするとマクドナルドみたいですし、かといって「マカロニチーズ」という言い方もさして一般的とは思えませんでした。

音の響きを優先して「マッケンチーズ」としました。これも書くと「マケンチーズ」に見えますね。

パリのベビーシッター先で子どものために作ったというレイチェルのレシピはチーズはグリュイエールで、オーブンで焼いて仕上げています。アメリカでは黄色いチェダーが一般的です。

インドで作っていた私はチーズは手に入りやすいモッツァレラが多かったです。暑い国なので焼くことはほとんどありませんでした。会社から戻り、ホワイトソースが冷蔵庫にあればホッとしました。あとはパスタをゆでて混ぜるだけですから。

そういえばデリーのインディラ・ガンディー国際空港ターミナル3(国際線)にある店でも、マカロニチーズがメニューにありました。

マカロニチーズグラタン仕立てのマカロニチーズ

シリコンバレーのトホホな思い出とともに

マカロニチーズにはいまでも胸が痛い思い出があります。

米シリコンバレーであったサマーキャンプに3年前、6歳だったコドモを参加させました。

名門スタンフォード大キャンパスが会場でした。うきうきとキャンパスへ送り出し、私はおひとりさま満喫をもくろんでいました。

ところが同じクラスの子とケンカをしたとの電話を受けて暗転しました。すったもんだの挙句、たった3日で「退学」となってしまったのです。

もちろん参加費用は戻らず…です。

「たかが6歳のケンカじゃない」といった甘えは通じません。暴力とドラッグには厳しいアメリカ式、いまでもトラウマになっています。

というわけで行き場を失った母子でスーパーや博物館、公園をさまよいました。

スーパー「Whole Foods」のデリで買ったのがマカロニチーズです。たいそう気に入って毎日、食べたがりました。3年たったいまでも大好きで欲しがります。

私はホワイトソースを作りながら、ちょっとだけトホホな気分がよみがえります。

おいしそうに食べるから、まあいっか、ということにしよう。

マカロニ&チーズのレシピ

マカロニチーズの作り方

マカロニ&チーズ

ホワイトソースが作れると重宝します。バター:小麦粉:牛乳の重量比が1:1:10が基本、グラタンやドリアにも使えますよ。

調理 | Cook: 30 minutes
合計 | Total: 30 minutes
Course:

メーン

Cuisine:

アメリカ

Servings: 1 人分
Author: Chikako TADA

道具 | Equipment

材料 | Ingredients 

ホワイトソース(ベシャメル)できあがり約300g

マカロニチーズ1人分用

  • マカロニ100g
  • チーズ50g

作り方 | Instructions

  • 材料をそろえます。チーズは冷凍モッツァレラを使っていますが何でもOKです。
    材料をそろえます。
  • バターをフライパンに入れます。
    バター
  • 弱火にかけて溶かします。溶けたら火から外します。
    とかす
  • 火から外した状態で小麦粉を加えます。
    粉を加える
  • 木べらなどでよく混ぜます。
    混ぜる
  • 白いところがなくなって完全に混ざってから弱火にかけます。
    完全に混ざる
  • 弱火で10分、混ぜながら炒めます。最初はもったりしています。
    10分炒める
  • だんだん「しゃびしゃび」になってきます。
    しゃびしゃび
  • 10分してサラッとしたらOKです。ルーのできあがりです。いったん火を止めます。
    さらっ
  • 冷蔵庫から出したての冷たい牛乳を一気に加えます。
    牛乳を加えます。
  • 混ぜながら弱火にかけます。塩を加えます。
    塩を加える
  • 泡立て器で混ぜながら5分ほど煮ます。
    弱火で混ぜる
  • もったり、とろりとしてきたらホワイトソースのできあがりです。
    とろり
  • できあがった3分の1だけ取り分け、あたたかいうちにチーズを加えます。
    チーズを加える
  • だいたい混ざればOKです。
    混ざればOK

仕上げ

  • マカロニをゆでましょう。水を沸かします。100gなら2リットルです。沸いてから塩(分量外)を加えます。塩は湯の量のおよそ1%です。100gなら大さじ1です。
    パスタをゆでる
  • マカロニは好みの時間ゆでましょう。私は袋の表示2分前にあげます。ゆで汁は大さじ2ほどとっておいてくださいね。
    ゆでる
  • マカロニをソースに加えます。ゆで汁大さじ2も加えます。ソースとのなじみがよくなります。
    パスタとゆで汁
  • よく混ぜたらできあがりです。
    よく混ぜる

Video

Notes

  • ホワイトソースをダマなく作るためには「小麦粉は火を止めてからバターに入れる」「牛乳は冷たいものを熱いルーに加える」という2点を守れば大丈夫です。
  • パスタをゆでる水の量はパスタが200gなら3リットル、300gなら4リットルです。塩は水の量の1%ぐらいです。3リットルなら大さじ1.5、4リットルなら大さじ3です。
  • 残ったホワイトソースは3日ほど持ちます。冷凍もできます。余った野菜にかけてグラタンに、冷凍ごはんに混ぜてドリアにと重宝します。
  • あたたかいうちに卵を混ぜるとカルボナーラ風になります。
さあ、作りましょう!#ペンとスプーンのハッシュタグをつけてご自身のFacebook, Instagram, Twitterに投稿してくださいね。
Author
Chikako Tada
Chikako Tada
食メディア「Pen & Spoon」編集長。元・朝日新聞記者。ル・コルドン・ブルー・パリ校製菓ディプロム取得。パリⅢ大学で仏語を学ぶ。TOEIC895点。辻調製パン技術講座(通信制)修了。フランス・スイス・NZ・インド・タイ・香港で食セミナー/指導。
あわせて読みたい | RELATED POST

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Recipe Rating