パリ旅トラブル裏話&簡単クレープレシピ【Asahi Weekly連載コラム】

Asahi Weekly 2026年7月5日号掲載「あったらいいな、機内食」関空=パリ
ⒸPen&Spoon
パリのイエナ市場で大好きだったクレープを思い出します。よく焼いて「砂糖とバター」で召し上がれ。
クレープの作り方

朝日新聞社発行の週刊英字新聞Asahi Weeklyに連載している英文コラム「In-flight meals:In the sky or at homeーあったらいいな、機内食」4回目は2026年7月5日号で、関空⇒パリ便を想定してつづりました。レシピはクレープです。

2年ほど暮らし、その後も通っていたパリを2026年4-5月、8年ぶりに訪れました。記事に書いたように旅好きな友人2人が時間を割いてくれて、それぞれ再会できたのは何よりの喜びです。新しい出会いもありました。ここのところは食中心だったパリ滞在でしたが、セーヌ川クルーズやノートルダム寺院の「登頂」といった観光も頑張りました。関空から同行してくれたRisaさんにも感謝しかありません。

泊まったのはエアビーでした。「Pen&Voyage」でも少し書きましたが宿泊する前日、つまり出発日の朝になってホストから「都合が悪くなったので予定の後半3泊分はキャンセルしてほしい」とのメッセージが届いて慌てました。うーん、これから2人が泊まれる適当な宿を探すのも難しいし、旅の途中で無意味に移動する時間もコストも惜しい…。調べると「ホストに替わってキャンセルしないで」とありました。

出国しながらエアビーのヘルプセンターと連絡、空の上でも交渉が続けられたのは、エバー航空で機内Wi-Fiが使えたおかげです。台北に着くまでに自力で別のエアビーを見つけて予約し、差額はエアビーに負担してもらうことで決着しました。

エアビーの対応もスムーズでよかったです。ホストは結構な額のペナルティを払わないとキャンセルできないことが分かると態度を変え「私は友人のところに泊まるから泊まって」と言ってきましたが…。ホテルなどでは通常ありえない「ホストからキャンセルされることもありうる」というエアビーの仕組みがよく分かりました。

「In-flight meals:In the sky or at homeーあったらいいな、機内食」週刊英和新聞Asahi Weeklyで原則、第1週号に連載のコラム。「機内食」を入り口に、旅や食のストーリーをつづる。 「この路線でこんな機内食が出てきたらいいな」というイメージで、料理をプレートに仕立てる。簡単につくれるレシピ付き。英語で400ワード程度。

クレープの作り方

クレープ

パリのイエナ市場で大好きだったクレープを思い出します。よく焼いて「砂糖とバター」で召し上がれ。
調理 | Cook: 20 minutes
寝かせ | Resting: 30 minutes
合計 | Total: 50 minutes
簡単おやつ
洋菓子とデザート
いつでも
原材料:
ピーナッツフリー

道具

分量 : 20 cm(直径)7枚
材料   

トッピング

作り方

  • 材料をそろえます。トッピングはなくてもおいしいです。
    クレープの材料
  • 薄力粉70g、グラニュー糖30g、塩3gをざるに入れます。
    70 g 薄力粉, 30 g グラニュー糖 (てんさい糖), 3 g
    粉、砂糖、塩をざるに入れる
  • ふるいます。面倒なら泡立て器でざっと混ぜればOKです。
    粉類をふるう
  • 別の小さなボウルに卵1個を溶きます。
    55 g
    卵を溶く
  • 牛乳200mlを加えて混ぜます。
    200 ml 牛乳
    牛乳を加える
  • 小さく切ったバター30gを混ぜます。
    30 g バター(食塩不使用)
    バターも加える
  • 湯せん(50~60℃、湯気が立つぐらい)にかけます。バターが溶けたらOKです。液体を温めたほうが粉となじみやすいです。
    湯せんで溶かす
  • 卵バターミルク液をふるった粉のボウルに注ぎます。
    液体を粉に加える
  • 泡立て器で静かに混ぜます。
    泡立て器で混ぜる
  • 粉けがなくなるまで混ぜます。
    粉けがなくなるまで
  • ざるか味噌こしなどでこします。
    こす
  • ふたをして冷蔵庫へ。1時間~一晩おくと焼きやすいです。
    冷蔵庫でねかせる
  • 冷蔵庫から出したら分離しているのでフォークで混ぜましょう。
    出したら混ぜる
  • バター少々(分量外)を熱したフライパンに入れて溶かします。
    バターを溶かす
  • 生地を落とします。すぐフライパンを左右に傾けて広げます。
    生地を入れる
  • お玉だと八分目ぐらい、大さじスプーンだと4杯ぐらいです。
    広げます
  • 生地が届いていない端っこにも流して丸くしましょう。
    最後に足す
  • 周囲が焦げてめくれてきたらOKです。
    端がカリカリする
  • そっとフライ返しを入れてクレープをのせます。持ち上げたら勢いよくフライパンへ。ひっくり返します。
  • 裏面は1分ほど焼きます。ぜひ1枚はアツアツを。冷めてもおいしいです。グラニュー糖やジャムをのせてどうぞ。
    20 g グラニュー糖 (てんさい糖), 20 g ジャム
    30秒ほど焼く

Video

Notes

  • 生地は冷凍できます。
  • 強力粉でつくるともっちりした味わいです。
  • 一晩おくと生地が伸びやすく、薄く焼きやすくなります。
  • お好みでラム酒大さじ1を混ぜてもおいしいです。
  • トッピングは砂糖とバターで生地を楽しんでくださいね。フランスではチョコレートスプレッドのNutellaもお約束です。
さあ、作りましょう!#ペンとスプーンのハッシュタグをつけてご自身のFacebook, Instagram, Twitterに投稿してくださいね。
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この記事の著者

多田 千香子のアバター 多田 千香子 Pen&Co.代表取締役CEO

食メディア「Pen & Spoon」編集長。1970年、岡山県備前市生まれ。県立岡山朝日高校、岡山大学法学部卒。1993年、朝日新聞社入社。記者・編集者として12年余り勤務。2005-2007年、フランス・パリ在住。料理学校ル・コルドンブルー パリ校製菓上級課程修了。「パリのおやつ旅のおやつ」(朝日新聞出版)「パリの小さなキッチン」(レイチェル・クー著、翔泳社)など著書・翻訳書8冊を出版。辻調製パン技術講座(通信制)修了。2013-2020年、インド・グルガオン在住。インド三井物産などで勤務。コロナ禍で2020年に帰国後、食メディア「Pen & Spoon」を創刊。2023年6月、Pen&Co.(ペンアンド)株式会社を共同創業。週刊英和新聞Asahi Weekly(英文)でコラム連載。

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