芋きんつばのレシピを紹介します。寒天でかためた「芋ようかん」に小麦粉を水で溶いた皮をつけて焼けば「芋きんつば」です。ひとくちサイズがかわいくて、ついつい手が伸びます。卵もバターもなし、素朴な甘さにいやされます。さつまいもがお値打ちな秋にぜひ楽しみましょう。
「いもくりなんきん特集」にも加えました。
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レシピと食の物語
きんつばが好きになったのは新聞社に勤めていたころ、大阪に赴任した30代前半からです。阪急・十三駅前に立派な店を構える喜八州(きやす)のファンです。大きくて食べごたえがあって、1個から買えます。
十三駅構内にもあって重宝していたのですがいまや、JR新大阪駅でも買えるようになりました。
芋ようかんが好きになったのはパリ留学から戻って住んだ京都からです。
京都出身の友人が東京から帰省するたび、「舟和」の芋ようかんを手土産に持って来てくれました。
好物2つのハイブリッドが「芋きんつば」です。ぜひ作ってみてくださいね。
目次
芋きんつばのレシピ
Cost: 150円
分量 : 個 | 3㎝×3㎝×1.5㎝
作り方
- 材料をそろえます。
- さつまいも300gは乱切りにして蒸し器で30分ほどふかします。オーブンで焼いても電子レンジでチンしてもOKです。
- 竹串を刺してやわらかければOKです。
- 皮をむきます。
- マッシャーでつぶします。きび砂糖50gも混ぜます。
- 寒天液を作ります。水100gに粉寒天1gを混ぜて沸かします。
- 沸騰したら1分、沸かします。
- さつまいもペーストに寒天液を混ぜます。
- オーブンシートを敷いた型に詰めます。
- ふたをして冷蔵庫へ入れます。これでいもようかんのできあがりです。
- 薄皮をつくります。薄力粉大さじ5にきび砂糖大さじ½、塩1つまみを混ぜます。
- 水大さじ5を注ぎます。
- とろりとしたらOKです。
- フライパンを中火で熱します。サラダ油小さじ1を薄く敷きます。
- いもようかんを好みの大きさ(ここでは3㎝×3㎝×1.5㎝)にカットして衣をつけます。
- 熱したフライパンにのせていきます。
- ひっくり返しながら6面とも焼きます。