白菜たっぷり昔カレーのレシピ | 大量消費、2人分で1/2個

白菜カレー
白菜が大量消費できます。白菜の水分が絶妙、ちょうどとろとろになります。自家製ルーはおなかにやさしいです。
白菜カレー

白菜たっぷりカレーライスのレシピを紹介します。冬は白菜が安いですね。買っていたうえに岡山の叔母から自家製の1個がどーんと届きました。うれしい悲鳴です。まずはシチューに。これで4分の1個消費です。

ごはんにあうシチューです。ルーから作ります。ブイヨンは入れず野菜のうまみを味わいます。
このレシピをみる
クリームシチュー

浅漬けやみそ汁にしてもたいして減らず、うちの9歳児は食べたがりません。シチューでいけるならカレーでもOKなはず…と横展開です。

テクスチャーはさらさらインド風、お味は昔ながらの日本風です。よい香りがキッチンに満ちますよ。
このレシピをみる
インド帰りの日式カレー

白菜だけで当初、作ろうともくろみました。でもシチュー同様、まったく水なしでは「白菜カレー煮」になったので少し水を足しています。2人分なら100mlです。これぐらい。少なくて心配になりますが大丈夫です。

2人分ならこれぐらい

Photo by Chikako TADA

インド帰りの私たちが好きな「インド式さらさらテクスチャー」×「日本式に具ゴロゴロ」にするためにも白菜は最高です。一見とろりとした日本的な仕上がりなのに、くったりした白菜が水分を保っているからです。食べると思いのほかあっさり、さらっとしています。白菜バンザイ。

白菜が安いうちはじゃんじゃん入れて作ろうと思います。お野菜のだしでブイヨンもいれなくていいですし。ルーは倍量を作って半分は冷蔵か冷凍します。1週間ぐらいなら冷蔵でOKです。ぜひ作ってみてくださいね。1人分から20人分まで、レシピの分量は自由にかえられます。

目次

白菜たっぷり昔カレーのレシピ

白菜カレー

白菜たっぷり昔カレー

白菜が大量消費できます。白菜の水分が絶妙、ちょうどとろとろになります。自家製ルーはおなかにやさしいです。
準備 | Prep: 30 minutes
調理 | Cook: 30 minutes
合計 | Total: 1 hour
ごはんもの・メーンおかず
インドふう
定番の和食
冬いいね
原材料:
ピーナッツフリー
卵不使用
制作: Chikako TADA
Cost: 800円

道具

分量 : 2 人分
材料   
  • 鶏もも肉 - 150g(骨付きなら300g)
  • - 小さじ1
  • 玉ねぎ - 200g(中サイズ1個)
  • じゃがいも - 150g(大サイズ1個)
  • にんじん - 100g(小サイズ1本)
  • にんにく - 小さじ1
  • しょうが - 小さじ1
  • サラダ油(オリーブ油) - 大さじ1
  • 白菜 - 500g(½個)

カレールウ(半分を使用)

仕上げ

作り方

  • 材料をそろえます。お肉は何でもOKです。しょうが小さじ1とにんにく小さじ1はチューブ入りでなければ粗く刻んでおきます。
    材料をそろえます
  • 鶏肉150gは使う30分前に出し、塩小さじ½をふります。
    鶏肉に塩
  • じゃがいも150gは皮をむいて一口大(乱切り)にします。
    じゃがいも
  • にんじん100gは皮をむいて乱切りにします。
    にんじんも乱切り
  • 玉ねぎ200gは皮をむいて両端を切り、たて半分に切ります。繊維に沿って1㎝幅ぐらいの薄切りにします。
    玉ねぎは薄切り
  • 白菜½個は芯を除いてざく切りにします。
    白菜はざく切り

ルウをつくる

  • 弱火で温めたフライパンにバター大さじ3を入れて溶かします。
    バターを溶かす
  • いったん火を止めてから薄力粉大さじ4を加えます。
    薄力粉を入れます
  • 木べらで混ぜます。粉けがなくなれば弱火にかけます。
    よく混ぜます
  • 混ぜながら10分ほど炒めます。最初はもったりしています。
    最初はもったり
  • 伸びてきてさらっと液体状になればOKです。粉っぽさが飛び、こおばしい香りがします。
    さらりとしてきたらOK
  • カレー粉大さじ2を加えます。
    カレー粉を加えます
  • よく混ぜます。粉けがなくなればOKです。火を止めます。半分を使います。
    よく混ぜます

煮込む

  • 鍋にサラダ油大さじ1を入れて中火で熱します。
    サラダ油
  • しょうが小さじ1とにんにく小さじ1を入れます。
    しょうがとにんにく
  • 薄切りの玉ねぎを入れます。薄茶色になるまで10分ほど炒めます。いったん取り出します。
    玉ねぎを炒める
  • 塩をした鶏肉を炒めます。焼き色がつけばOKです。
    鶏肉を炒める
  • 炒めた玉ねぎを戻します。
    玉ねぎを戻す
  • じゃがいもとにんじんを加えます。
    じゃがいもとにんじん
  • 塩小さじ½を加えます。
    塩をします
  • トマトケチャップ大さじ1を加えます。
    トマトケチャップ
  • ざく切り白菜を入れます。
    白菜を入れます
  • 100mlを注ぎます。
    水を注ぎます
  • ふたをして中火で10分ほど煮込みます。
    ふたをします
  • 10分たつと白菜から水分が出てくったりしています。
    10分後はくったり
  • できあがったカレールウの半分を加えます。
    カレールーを加えます
  • ざっと混ぜます。
    加えた後ざっと混ぜます
  • ふたをして中火で10分ほど煮込みます。
    ふたをして10分
  • できあがりです!ごはんをたっぷりよそってどうぞ。
    できあがり

Video

Notes

  • カレールーは2回分をまとめて作り、半分だけ使います。残りは冷凍保存できます。
さあ、作りましょう!#ペンとスプーンのハッシュタグをつけてご自身のFacebook, Instagram, Twitterに投稿してくださいね。
SHARE NOW
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事の著者

多田 千香子のアバター 多田 千香子 Pen&Co.代表取締役CEO

食メディア「Pen & Spoon」編集長。1970年、岡山県備前市生まれ。県立岡山朝日高校、岡山大学法学部卒。1993年、朝日新聞社入社。記者・編集者として12年余り勤務。2005-2007年、フランス・パリ在住。料理学校ル・コルドンブルー パリ校製菓上級課程修了。「パリのおやつ旅のおやつ」(朝日新聞出版)「パリの小さなキッチン」(レイチェル・クー著、翔泳社)など著書・翻訳書8冊を出版。辻調製パン技術講座(通信制)修了。2013-2020年、インド・グルガオン在住。インド三井物産などで勤務。コロナ禍で2020年に帰国後、食メディア「Pen & Spoon」を創刊。2023年6月、Pen&Co.(ペンアンド)株式会社を共同創業。週刊英和新聞Asahi Weekly(英文)、ソーシャル経済メディアNewsPicks +dでコラム連載。

目次