森永製菓「レアチーズケーキミックス」のレシピ | 「固まらない」悩みなし

ケーキミックス
森永レアチーズケーキの素で作ります。型は牛乳パックの再利用です。季節のフルーツをたっぷりのせてくださいね。
レアチーズケーキ

森永製菓のロングセラー「レアチーズケーキミックス」のレシピを紹介します。レアチーズケーキを手作りすると、ゼラチンの量によって固まらなかったり、硬くなりすぎたり加減が難しいですが、ミックス粉を使えば失敗なしです。

目次

日清「クールン」森永「レアチーズケーキ」

ホットケーキやスポンジケーキ、プリンやゼリー…卵や牛乳を混ぜるだけで作れる「ケーキのもと」はお使いですか。お菓子作りを始めた小学生のころ買ってもらっていました。箱がついたケーキミックスや蒸しパンミックス(もうほとんど見かけません)、ハウスのプリンミクスなどです。

「あの味」として舌が覚えています。

手づくり至上主義だった時代をへてインドに住んでいた後半3年はオフィス勤務となり、お気軽なミックス粉も日本から持ち込むようになりました。買ったみたけれど使い切れず、もったいないこともしました。

まずはレアチーズケーキ系です。英語では「No-bake cheesecake」です。

「クールン」はパッケージに描かれたパイっぽい形にあこがれたものです。でもうまく作れず、切り分けるとボロボロした記憶があります。

日本では手に入れづらい生ラズベリーの飾りがフィクション…いやあこがれ感を高めます。
森永レアチーズケーキも昔からありますね。こちらは丸いかたちです。

ミックス粉界わいで現在、いちばん元気なのがホットケーキミックスでしょう。売り場では米粉、スフレ系、グルテンフリー、糖質オフ…百花繚乱です。

森永は定番中の定番です。150g×4袋に小分けされたのはいつごろからでしょうか。以前はまとめて1袋でしたよね。

もちろん計量などせずバサーッと粉をボウルに出し、卵1個に牛乳適当、といった感じでした。

ここ10年は「おやつイン」派です。卵なしで粉を牛乳で溶く(もちろん適当)だけでも粉の味がしておいしいです。

スポンジケーキやクッキーも焼けますが、やはりホットケーキやドーナッツがいいですね。

ハウス「プリンミクス」、ネスレ「クレームブリュレ」

デザート系も定番が強いですね。ハウスのプリンミクスは昭和の味がします。卵不使用です。

インドにも業務用(880g!)を持ち込んでいました。水を多めに入れてゆるゆるに作るのが好きです。粉のカラメルも、もちろん倍量の水を投入、しゃびしゃびがお約束です。

ネスレから出ているクレームブリュレの素もインドに何度か運びました。こちらも卵なしでベジタリアンでもOKですが、そうとは信じられません。ヴァニラビーンズが入っているのがエライですね。よくもわるくも「買ってきた味」がするので、日本では理由がないと買わないかも。

おまけにカラメルというかブリュレ部分は砂糖を焦がして、とあります。ちょっとハードルが上がりますね。

ついでに告白…牛乳と粉を混ぜて「しっかりと沸騰させる」と書いてありますが、目を離したすきに焦がして失敗したことがあります。焦がすものを間違っていました。

森永レアチーズケーキのレシピ

レアチーズケーキ

森永レアチーズケーキ

森永レアチーズケーキの素で作ります。型は牛乳パックの再利用です。季節のフルーツをたっぷりのせてくださいね。
調理 | Cook: 20 minutes
寝かせ | Resting: 1 hour
合計 | Total: 1 hour 20 minutes
簡単おやつ
洋菓子とデザート
夏はコレ
春うらら
原材料:
ピーナッツフリー
卵不使用
制作: Chikako TADA

道具

分量 : 2 個(牛乳パック型)
材料   

作り方

  • 牛乳パックは洗って底から⅓(7㎝)ぐらいのところでカットします。
    牛乳パック
  • バター25gを溶かします。電子レンジ600wで15秒ぐらいです。
    バターを溶かす
  • ビスケットベースに溶かしバターを加えてスプーンで混ぜます。
    混ぜる
  • 牛乳パックに等分に詰めます。めん棒、すりこ木などで押さえつけます。チーズの部分を作っている間、冷蔵庫で冷やします。
    箱に詰める
  • ミックスをボウルに入れ、温めた牛乳200g(電子レンジ600wで80秒)を注ぎます。泡立て器でよく混ぜます。
    ミックス
  • チーズ液を等分に流し入れ、冷蔵庫に入れます。30分したら取り出し、フルーツをのせます。再び30分ほど冷蔵庫に入れて固めます。牛乳パックの四隅をハサミで切ります。底にはナイフかお好み焼きのコテなどを滑り込ませて取り出します。
    流し入れる

Video

Notes

  • 箱の表示では「牛乳170cc」ですが、もう少しやわらかくしたいので牛乳を多めにしています。
さあ、作りましょう!#ペンとスプーンのハッシュタグをつけてご自身のFacebook, Instagram, Twitterに投稿してくださいね。
SHARE NOW
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事の著者

多田 千香子のアバター 多田 千香子 Pen&Co.代表取締役CEO

食メディア「Pen & Spoon」編集長。1970年、岡山県備前市生まれ。県立岡山朝日高校、岡山大学法学部卒。1993年、朝日新聞社入社。記者・編集者として12年余り勤務。2005-2007年、フランス・パリ在住。料理学校ル・コルドンブルー パリ校製菓上級課程修了。「パリのおやつ旅のおやつ」(朝日新聞出版)「パリの小さなキッチン」(レイチェル・クー著、翔泳社)など著書・翻訳書8冊を出版。辻調製パン技術講座(通信制)修了。2013-2020年、インド・グルガオン在住。インド三井物産などで勤務。コロナ禍で2020年に帰国後、食メディア「Pen & Spoon」を創刊。2023年6月、Pen&Co.(ペンアンド)株式会社を共同創業。週刊英和新聞Asahi Weekly(英文)、ソーシャル経済メディアNewsPicks +dでコラム連載。

目次