外はカリッ、中はホワッホワの薄力粉で作るスコーンです。ベースになるレシピは米シアトルで9年前、教わったクリームスコーンです。スターバックスの季節限定「宇治抹茶ホワイトチョコスコーン」をイメージしました。焼くまで10分ほどで道具も型もいりません。
スコーンのコツ:①こねない②短時間で作業②高温で焼く
パリに製菓留学していた15年前、自宅アパートでスコーンづくりに熱中しました。美しいお菓子に囲まれていたせいか、素朴さにひかれました。理想はノドにつまらず、粉のうまみが味わえるタイプです。あれこれ手をかえ粉をかえて試しました。
たどりついた私なりのスコーンのコツは3つです。
こねない:なるべく生地をさわりすぎないようにします。ごく軽くまとめます。
短時間で作業:冷蔵庫から出したてのバターを切り混ぜ、たっぷりの生クリームでまとめます。軽い口当たりになります。
高温で焼く:200℃、10分ほどで焼きます。
抹茶のお菓子レシピ:ムース、マドレーヌ、スコーン
抹茶を使ったレシピとしてはムース、マドレーヌに続いて3つ目のご紹介です。いずれも作ってみてくださいね。
抹茶ホワイトチョコスコーンのレシピ
材料
- 薄力粉 - 120g
- 抹茶(粉末) - 5g
- ベーキングパウダー - 6g(小さじ1.5)
- バター(食塩不使用) - 50g
- グラニュー糖 (てんさい糖) - 20g
- 生クリーム - 100ml
- ホワイトチョコレート - 80g‐90g(板チョコ2枚)
作り方
- 材料をそろえます。ホワイトチョコレート80g-90gは一口サイズに割っておきます。オーブンは220℃で温めておきます。
- 抹茶5g、薄力粉120g、ベーキングパウダー6g、砂糖20gを一緒にふるってボウルに入れます。冷蔵庫から出したバター50gをのせます。カードかゴムベラで切り混ぜます。
- なじんだら指ですり混ぜます。
- サラサラした砂状になればOKです。
- 生クリーム100mlを全体に散らします。
- ゴムベラでさっくり混ぜます。
- ホワイトチョコレートを加えます。全部加えず、トッピング用に10gほど残しておきます。
- ゴムベラで大きく混ぜます。
- しっとりして粉けがなくなればOKです。
- ひとまとめにしてボウルから台に出します。厚さ3㎝ぐらいの円盤にします。
- ナイフかカードで放射線状に6等分します。
- オーブンシートを敷いた天板にのせます。温めていたオーブンを200℃にして10-13分ほど焼きます。
- 残しておいたホワイトチョコを電子レンジ(600w10秒)で溶かします。さわれるぐらいになったらゴムベラやナイフの先につけてジグザグに垂らします。
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Notes
- すぐ食べない場合は冷蔵か冷凍、食べる前にトースターで温めてくださいね。