バレンタインをきっかけに手作りしてみませんか。今回は絞り出しクッキー「サブレ・ヴィエノワ」のレシピを紹介します。ヴィエノワとは「ウィーン風」の意味です。アーモンドプードルを入れるのでサクサクです。コツは粉砂糖を使うことだけ!キュキュッとしたかるいかみごたえです。オーブンに入れるまで30分です。
ペンとスプーンのバレンタイン・レシピ
サブレ・ヴィエノワとは:「ウィーン風」絞り出しクッキー
サブレ(Sablé)はフランス語で「砂状の」という意味で、お菓子の世界ではクッキーをさします。
ヴィエノワ(viennois)は「ウィーン風」です。絞り出しクッキーをさします。フランスの巨匠ピエール・エルメ・パリにも「サブレ ヴィエノワ」とそのまんまの名前であります。秋・冬限定です。
まるいディアマンクッキー<ペンとスプーンでは「黙らせサブレ」と「ココアのディアマン」>とヴィエノワの味の違い(私見)は下記になります。
ヴィエノワのほうがキメが細かい。キュッとしたかみごたえ。くちどけもスッとかるい。
ディアマンはサクサクホロホロ。ディアマンはグラニュー糖が周囲にまぶされているのでカリカリした食感も。
絞り出しが固くて絞れない/袋が破れる/場合は
絞り出し袋は100円ショップで買えます。生クリームのオマケでついてくることもありますね。どちらも少し薄めなので、クッキー生地を絞り出すと破れてしまうことがあります。2枚重ねにして使いましょう。IKEAやジップロック社製のファスナー付き袋でも。丈夫で絞り袋に代用できます。
生地を袋に詰めたらターナーかカードで上からしごき、口金のほうに落としながら絞るとうまく出ます。生地も無駄になりません。それでも「かたい」と思ったら、少し手で温めてやわらかくしながら絞ってみてくださいね。
ヴィエノワ・オ・ショコラのレシピ
材料
- バター(食塩不使用) - 60g
- 粉砂糖 - 30g
- 卵白 - 10g(小さじ2)
- 薄力粉 - 60g
- アーモンドパウダー(プードル) - 20g
- 純ココアパウダー - 5g
- 塩 - 2g(小さじ½)
作り方
- 材料をはかってそろえます。バター60gは2㎝角ぐらいに切って室温に戻します。オーブンは180℃に温め始めます。
- バターと粉砂糖30gをボウルに入れて混ぜます。バターがかたいようなら少しだけ湯せんにかけてやわらかくしてもOKです。
- 泡立て器でよくかき立てます。かたまりがなくなればOKです。
- 卵白10gを加えてまたよく混ぜます。
- 白っぽくふわっとするまでよく練ります。
- 薄力粉60g、アーモンドパウダー20g、ココア、塩2gを一緒にふるい入れます。
- ゴムベラで切り混ぜます。
- 粉けがなくなればOKです。
- 絞り袋に詰めます。口金は何でもかまいません。写真は星型1㎝をつけています。
- 袋の上からターナーやスクレイパーで押さえて生地を下に詰めます。
- オーブンシートを敷いた天板に絞り出します。写真は直径3㎝ぐらいのリング状です。どんなかたちでもかまいませんが同じぐらいのサイズにすると焼き上がりにばらつきがありません。
- 35個ぐらいできます。温めたオーブンを170℃に下げて10分ほど焼きます。
- 焼き上がったら冷まします。そのままアイシングなしでもOKです。
Video
Notes
- 100円ショップや生クリームのオマケの絞り袋だと薄いので破れます。袋を二重にしてくださいね。
- ドライフルーツをのせても。アイシングが乾く前にのせます。写真はドライいちじくです。