10年レシピ

チョコのシガールのレシピ | 2021バレンタイン手作り特集

バレンタイン
Photo by ChikakoTADA
春巻きの皮で溶かしたチョコをくるくる巻くだけ、10分で作れます。Nutellaなら溶かす必要もないですね。
シガールショコラ

年が明けるとバレンタイン商戦ですね。この時季の日本にいるのは8年ぶりです。コロナ禍とあってチョコ催事場をめぐりづらい分、自宅で楽しみましょう。2月14日までレシピを公開してまいります。

チョコレートの本は8年前に出しました。

「チョコレート?溶かすだけでしょ」「チョコレート?難しそう」と反応は二極に分かれます。前者はまったく経験がない人、後者は挑戦したことがある人でしょう。

「買ったほうがラクでおいしい」。確かにそうです。でもおカネを払って「おもしろみ」を手放すのは惜しいです。「ちゃんとふくらむかな」とオーブンをのぞくドキドキ感、とろとろのチョコレートを鍋からお味見する喜び…。

手づくりはプロセスごと味わえるのがだいご味です。エンジョイしましょう!失敗なんてありません。

レッスン①シガールとは:葉巻、葉巻型のお菓子

最初に紹介するのはチョコのシガールです。

シガール(Cigare)はフランス語で「葉巻」のことです。

シガールCigar

拙著では「シガレット・ショコラ」として紹介しました。

シガレット(Cigarette)は紙巻タバコ、普通のタバコです。ちなみにフランス語はetteが語尾につくと「小さいもの」を表します。小さい台所はキチネット(kitchenette)、小さい家はメゾネット(maisonnette)などです。

シガレットCigarette

大きさからしてシガールのほうがピッタリくるのかな、と思いシガールと呼ぶことにしました。

名前が何であろうと溶かしたチョコを春巻き皮で包んで焼くだけです。

思いついたのは製菓留学を終えて日本に帰った14年前です。フランスならスーパーでも「パート・フィロ(Filo,Phyllo)」と呼ばれる生地が冷蔵コーナーで売られています。そもそもギリシャや中近東の料理に使われます。重ねてパイ生地のように使ってもザクザクした食感になります。

留学したパリの料理学校ではよくアントルメ(ホールのケーキ)の飾りに使っていましたが、日本では手に入りづらくて残念に思っていました。いまはネットやKALDI、業務スーパーでも手に入るようです。

春巻きの皮はフィロより少し分厚い感じがしますが、でも十分パリパリになります。巻くのはお好きな板チョコでもヌテラでもOKです。ぜひ作ってみてくださいね。

チョコのシガールのレシピ

シガールショコラ

チョコのシガール

春巻きの皮で溶かしたチョコをくるくる巻くだけ、10分で作れます。Nutellaなら溶かす必要もないですね。

調理 | Cook: 10 minutes
焼く時間 | Baking Time: 6 minutes
合計 | Total: 16 minutes
原材料:

卵不使用

Course:

おやつ

Cuisine:

フレンチ

Servings: 7 本 | 直径1㎝長さ16㎝
Cost: 200円

道具 | Equipment

材料 | Ingredients 

作り方 | Instructions

  • 板チョコは手で割って小さなボウルに入れます。
    チョコを割る
  • フライパンに湯気が立つくらい(50℃)のお湯を1㎝ほど張り、チョコを入れたボウルを浮かべて溶かします。
    湯せんにかけて溶かす
  • チョコが溶け始めたらゴムベラでやさしく混ぜてすべて溶かします。バターも湯せんで溶かします。
    湯せんにかけて溶かす
  • 春巻きの皮のザラザラした面の手前半分に、溶かしたチョコを小さじ1ずつ塗ります。
    春巻きの皮にぬる
  • 溶かしバター小さじ1を春巻きの皮の向こう半分に塗ります。
    バターも塗る
  • 手前からきつめにクルクル巻きます。
    きつめに巻く
  • 向こう側まで転がします。
    はしまで転がす
  • はがれるようならバターを塗り足します。
    バターを足す
  • 同じようにして7本作ります。オーブンシートを敷いた天板に並べます。
    7本作ります
  • 200℃に温めたオーブンを190℃に下げ、7分ほど焼きます。オーブントースターでも作れますが、焦げやすいので様子を見ながら焼いてくださいね。
    オーブンで焼く
  • こんがりと焼き色がつけばOKです。アツアツがパリパリしておいしいです。
    できあがり

Video

Notes

  • 春巻きはツルツルした面を外側にしたほうがきれいな焼き上がりです。
  • チョコレートスプレッド「ヌテラ」を伸ばすだけでもおいしいです。溶かす必要もありませんね。
  • 保存は冷蔵庫で2~3日です。
  • オーブンシートを巻いてラッピングして贈ってもいいですね。折れやすいので気をつけてください。
    ラッピングPhoto by Chikako TADA
さあ、作りましょう!#ペンとスプーンのハッシュタグをつけてご自身のFacebook, Instagram, Twitterに投稿してくださいね。
Author
Chikako Tada
Chikako Tada
食メディア「Pen & Spoon」編集長。元・朝日新聞記者。ル・コルドン・ブルー・パリ校製菓ディプロム取得。パリⅢ大学で仏語を学ぶ。TOEIC895点。辻調製パン技術講座(通信制)修了。フランス・スイス・NZ・インド・タイ・香港で食セミナー/指導。
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