クッキーのせしっとりブラウニーのレシピ | 牛乳、ココアなし

ブラウニー
バターを練るのでしっとり、かるい口どけになります。クッキーはカットしやすいミニサイズを使うのがおススメです。
ブラウニー

バレンタインに手作りしてみませんか。9回目は「ブラウニー」です。ミニサイズのオレオやビスケットをのせました。薄力粉はつなぎ程度に入るだけ。牛乳なし、ベーキングパウダーなし、ココアなしでしっとりした食感になります。くるみとクッキーのカリカリした食感がアクセントです。

目次

ペンとスプーンのバレンタイン・レシピ

春巻きの皮で溶かしたチョコをくるくる巻くだけです。ヌテラ(Nutella)なら溶かす必要もないです。
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シガールショコラ
すっぱーい、あまーい、とろーり、大人向けの三重奏です。レモン汁でも瓶詰の果汁でもおいしくできます。
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ゆずホワイトチョコキャラメル
アーモンドプードルなし、ベーキングパウダーやベーキングソーダもなしです。ザクザクした食感です。
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チョコチャンククッキー
泡立てたバターに粉をサブレ(砂)状に切り込むのがサクサクのコツです。アーモンドプードルなしです。
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ココアのディアマン
シュー生地があたたかいうちにオーブンに入れ、じっと見守ってくださいね。ふくらむのに感動します。いちごに限らずお好みの板チョコで作れます。
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エクレア
小麦粉なし、アーモンドプードルが入ります。口当たりは軽くチョコ味は濃厚です。添えるものは生クリームよりベリー類が似合います。
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ガトーショコラ
自家製パイシートは「やる気」だけ!バターを切り込むので簡単です。料理にも使えて便利です。
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チョコバイトパイ
絞り出しクッキーをヴィエノワ(ウィーン風)といいます。コツは粉砂糖を使うこと。かるく仕上がります。塩がアクセントです。
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ヴィエノワ
バレンタイン

Photo by ChikakoTADA

ブラウニーとは:アメリカの「溶かして混ぜる」焼き菓子

ブラウニーはアメリカの焼き菓子です。「元祖」は米シカゴの名門ホテル「ザ・パーマー・ハウス」とされています。

Webサイトでレシピが公開されています。材料は「セミスイートチョコレート」「バター」「砂糖」「小麦粉」「卵」「くるみ」「バニラエクストラクト」です。シンプルですね。グレーズ(上がけ)はアプリコットが伝統です。

私のレシピもベーキングパウダーやココア、牛乳は入れません。

違うのは作り方です。

ふつうはチョコレートもバターも溶かし、砂糖、小麦粉、卵を混ぜるレシピが多い(ザ・パーマー・ハウスのレシピも)です。私が高校時代から作っていたブラウニーも溶かして混ぜるだけでした。

今回紹介するのは10年前、パリ6区のパティスリーでもらった子ども向けのレシピがもとになっています。

バターと砂糖を白っぽくなるまで泡立てるのがポイントです。ひと手間かかりますがしっとりします。さすがパリ、と思いました。

板チョコはブラックチョコレートがおススメです。スーパーで買える板チョコでも「あれ?特別なチョコを入れた?」と思うリッチなお味です。幸せになれます。ぜひ作ってみてくださいね。

クッキーのせしっとりブラウニーのレシピ

ブラウニー

クッキーのせしっとりブラウニー | 牛乳、ココアなし

バターを練るのでしっとり、かるい口どけになります。クッキーはカットしやすいミニサイズを使うのがおススメです。
調理 | Cook: 30 minutes
焼成 | Baking: 30 minutes
合計 | Total: 1 hour
焼き菓子
洋菓子とデザート
冬いいね
贈り物に
制作: Chikako TADA
分量 : 2 台 | 15㎝角
材料   

作り方

  • 材料をそろえます。バター120gは2㎝角に切って室温に置きます。クルミ120gは生ならオーブン(160℃、およそ10分)でローストして粗く刻みます。卵2個も室温に置きます。オーブンは180℃に温め始めます。
    材料
  • バターとグラニュー糖80gをボウルに入れます。バターがかたいようなら湯気が立つぐらいのお湯(50℃)に浮かべます。
    バター
  • 底が少し溶けたら湯せんを外して泡立て器でよく練ります。
    少し溶けけたらOK
  • 白っぽいクリーム状になればOKです。
    クリーム状
  • チョコレート120gを3㎝ぐらいに割ってボウルに入れます。
    チョコレート
  • 湯気が上がるぐらいのお湯(50℃)にボウルをのせて溶かします。半分ぐらい溶けたら湯せんから外してゴムベラで混ぜます。
    溶かす
  • 2個は軽く溶いてからチョコレートに1個ずつ混ぜます。
    卵を入れます
  • よく混ぜます。
    混ぜます
  • 卵1個ずつ混ぜます。
    もうひとつも混ぜます
  • つややかに混ざればOKです。
    つやつや
  • バターのボウルにチョコレート液を流し入れます。泡立て器でよく混ぜます。
    バターとあわせる
  • しっかり混ざればOKです。
    むらなく混ぜる
  • 薄力粉30gをふるい入れます。
    ふるい入れます
  • ゴムベラで切り混ぜます。
    さっくり混ぜます
  • 粉けがなくなればOKです。
    粉けがなくなれば
  • くるみを入れてざっくり混ぜます。
    くるみを混ぜます
  • 全体的に混ざればOKです。
    混ざればOK
  • オーブンシートを敷いた型に生地を入れます。写真はA5サイズのお菓子の箱を使用しています。
    型に入れます
  • クッキーをのせます。少し埋め込んでも、のせるだけでもOKです。温めたオーブンを170℃に下げて30分ほど焼きます。
    クッキーをのせます
  • 竹串をさして液体がついてこなければOKです。くれぐれも焼き過ぎないで。
    さしてチェック
  • 冷めたら型から出してカットします。
    ブラウニー

Video

Notes

  • 15㎝角の型2台=18㎝角の型1台、またはA5サイズ(21cm×15㎝)のお菓子箱1台分になります。
  • ナッツなら何でもOKです。
  • ラム酒漬けレーズンを入れても。オトナの味わいです。
レーズンブラウニー

Photo by Chikako TADA

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この記事の著者

多田 千香子のアバター 多田 千香子 Pen&Co.代表取締役CEO

食メディア「Pen & Spoon」編集長。1970年、岡山県備前市生まれ。県立岡山朝日高校、岡山大学法学部卒。1993年、朝日新聞社入社。記者・編集者として12年余り勤務。2005-2007年、フランス・パリ在住。料理学校ル・コルドンブルー パリ校製菓上級課程修了。「パリのおやつ旅のおやつ」(朝日新聞出版)「パリの小さなキッチン」(レイチェル・クー著、翔泳社)など著書・翻訳書8冊を出版。辻調製パン技術講座(通信制)修了。2013-2020年、インド・グルガオン在住。インド三井物産などで勤務。コロナ禍で2020年に帰国後、食メディア「Pen & Spoon」を創刊。2023年6月、Pen&Co.(ペンアンド)株式会社を共同創業。週刊英和新聞Asahi Weekly(英文)でコラム連載。

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